鈴木商店
鈴木商店
水産加工
宮古市磯鶏/1989年設立

皮目まで美しい、自慢の新巻鮭。

鮮魚店勤務や船乗りなどの経験を経て、スーパーのテナントで鮮魚店を開業したのが鈴木商店のはじまりです。当初は仕入れ販売だけでしたが、自分が魚で酒を楽しむのが好きなこともあって、イカや鮭、サンマを使った珍味や加工品づくり・販売も始めました。主力商品は無添加・無着色の自家製新巻鮭です。他社の新巻鮭を食べたときに塩気が安定していなくて追求の余地がある!と感じたのが始めたきっかけ。秋鮭の収穫期に3,000本ほど仕込み、販売しています。丁寧に手仕込みして旨みを引き出した、皮目まで美しい新巻鮭ですよ。

無添加・無着色は、売りにくい。

うちは一般流通では「売りにくい商品」を扱っていると思います。それは無添加・無着色にこだわっていることが理由です。我が家の子供が小さい頃病弱だったので、カロリー栄養学や添加物について独学で学び、結論として無添加・無着色の商品づくりに行き着きました。そうすると消費期限が短いですし、加工するたびに仕上がった商品の色が異なるんです。ごく自然なことなんですが、見た目で食わず嫌いされるお客様は多い。食べてみると「美味しい!」とわかっていただけるので、真面目な商品づくりを続けて20年、ようやく理解が広がって売れるようになりました。

三陸の本当の旨さを伝えたい。

世界三大漁場・三陸は当然ながら魚種が多い。すごく美味しいのに、先入観や、知られていないだけで食べられていない魚や部位がたくさんあります。春の真マス(サクラマス)は脂が乗ってコクがあってとても旨いのですが、先入観があるのかあまり出回っていません。冬に旨いとされるタラは真夏の方が丸々として刺身が美味。昔は冷蔵管理が整わず、夏場の魚が敬遠されて知られていないんでしょうね。もっと皆さんに「知られる努力」をしていきたいです。